⚫︎猛進ソリストライフ
群れをなす者たちは 全て斉しく つまらない
綺麗事はもう聞き飽きた うるさい口をピッツィカート
「か弱き者よ 上を目指すのか?」
それが孤独の道とも知らずに いずれ
すぐ弱音を吐き 逃げるのだろう
無理もない 人は弱い…が 悔しければ 見ておれ!
「いつもの科白で 心を閉ざして」
強気なリズムを引き連れてゆけ!
他人のこと 考えてたら いずれ音は枯れるぞ?
弱気なメロディ 切り裂いてゆけ!
踊るように 弾けたなら 舞台を回すのは自分だ
空を見る者たちは その青さを羨んだ
「雲の上も退屈だ」と その声はスタッカートした
変わることのない 誇りとイメージ
それは徐々に重い枷となりて 翼を広げることができなくなる
人は皆自分を支えるだけで難儀だろうに
何ゆえ そこまで我欲を殺して
誰かの為に奏でられるのか?
光も見つからず闇に溶かされてゆく
斯様な悪夢を振り払うように
今日もまた ひとり 踊る 世界を回す その時まで
「おぬしの実力(ちから)見せてみよー!」
明日を 未来を塗り替えてゆけ!
昨日より イントロよりも どこまでも高みへと
能力も運命も飼い慣らしてゆけ!
この身だけを信じて 支配してゆこう
自分の人生を!